【LINEスタンプ】白黒はちわれねこのスタンプができました!

【飢えと渇きに満ちた人生】NHKザ・プロファイラー【第3回:マリリン・モンロー】感想と考察まとめました!

【ザ・プロファイラー シーズン8】の「マリリン・モンロー (2019.10.17放送) 」を見ましたので、感想と考察をまとめました。

ザ・プロファイラーとは

NHK BSプレミアムで毎週木曜21:00に放送されている番組です。番組では、毎回有名な歴史上の人物をとりあげ、MCとゲストが取り上げた人物の人生観や人生を決定づけた出来事についてプロファイルをしていきます。

ザ・プロファイラーの番組情報
  • 放送局 :NHK BSプレミアム
  • 放送時間:毎週木曜 21:00~
  • 再放送 :毎週火曜 23:45~
  • MC  :V6 岡田准一さん
  • 公式サイト

マリリン・モンローのイメージといえば

ザ・プロファイラーシーズン8の第3回目の放送は「マリリン・モンロー」でした。番組を見る前にマリリン・モンローにもっていたイメージは、アメリカのハリウッドの大女優で、優れたプロポーションと美貌と魅力を持った女性。そして若くして死亡しており、その死因については未だ謎に包まれている…。くらいでした。しかし、番組を観たことで、もっともっと魅力あふれる素晴らしい女性であったことがわかりました。

マリリン・モンローは努力の天才だった!

まず、驚いたのがマリリン・モンローはかなりの努力家だったということです。スタイル抜群の容姿は確かに天から授かったものなのかもしれません。

けれど、彼女は如何に美しく、女性的に、体のラインを魅せるか。ということを解剖学の本を読んで独自に研究しています。あの有名なモンローウォーク(腰を振りながら歩くことで、より女性的に妖美なイメージを持たせる歩き方)も、生まれながらに自然にできていたわけではなく、セックスシンボルであるマリリン・モンローを演じるために編み出した歩き方だったのです。それほどまでに、努力をしてマリリン・モンローを作り上げていたとは驚きですよね。

また、彼女は解剖学の他にも教養をつけるために、多くの本を読み、そして多くの著名人や知識人と会うことで知識をつけていったとされています。

マリリン・モンローを演じていた

skeezeによるPixabayからの画像

マリリン・モンローは本名ではありません。本名はノーマ・ジーン・モーテンソンといい、ハリウッドで女優として活動するためにマリリン・モンローという芸名を名乗りました。

マリリン・モンローは初めはモデルとして働き始めるのですが、その頃の写真の表情と、セックスシンボルとして売れていたころの表情はかなり違っています。

モデルだったころの表情は、自然の微笑みをしています。

ですが、ハリウッド女優となったマリリンの表情は完成された笑顔をしています。どこからどうみても甘く美しく、そして魅力的な微笑みです。人を惹き付ける美しい顔ではありますが、どこか演じているような完成された笑顔のように感じました。

また、マリリン・モンローとして活躍してたころの映像を見ると、いつもニコニコ笑っています。美しい顔で全ての人に微笑みかけ、魅力的な所作で人々を惹き付けています。

この動きもすべて、マリリン・モンローの努力と研究の成果に違いないのでしょう。彼女は生まれながらに魅力的で人に好かれるのが上手な女性だったわけではありません。マリリン・モンローになるために、それらを身につけたのでしょう。

演じることが怖い

ハリウッドのトップスターとなり、映画も大ヒットし、マリリン・モンローの名が世界に知れ渡るようになりました。そのときに彼女が感じていたことは、失敗することへの恐怖です。

セリフを間違えたらどうしよう、演技が下手だと思われたらどうしよう、世間から失望されたらどうしようといったような不安です。

トップに立つものにしか感じることのできない不安といえますよね。有名になりたくて演技や教養を身につけて努力を重ねた結果、周りを失望させないようにという不安に精神がむしばまれてしまうのはなんだか皮肉な感じがしました。

睡眠薬

Steve BuissinneによるPixabayからの画像

強い不安を感じるようになった彼女は、不眠症を発症し、定期的に睡眠薬に頼るようになっていきます。彼女の死因は今も謎に包まれていますが、この睡眠薬が彼女の死につながっているように感じられました。

不安や恐怖で心が満たされているときに、それから解放してくれる薬がそばにあると飲んでしまいますよね。最初は眠れない時に飲んでいた睡眠薬も、不安を感じるたびに飲むようになっていってしまいました。

満たされない思い

NvduによるPixabayからの画像

彼女の心は生涯を通して、ずっと渇いていて、飢えていて、そして満たされない思いでいっぱいだったのではないでしょうか。

彼女は承認欲求が強すぎる完全主義者に違いないのでしょう。承認欲求とは他者に認められたいという気持ちのことです。誰しも周りの人に認められたいという思いは持っているでしょう。

ですが、承認欲求が強すぎると問題です。周りから自分は認められているのにもかかわらず、それでもまだ・・と欲求を持ち続けると本人の限界を超えた努力を自分に課してしまい、精神的にも肉体的にも疲れ果ててしまいます。

愛されなかった幼少期

マリリン・モンローには父親がいません。また、母親はいましたが、彼女を育てるために働きづめでほとんど親子の時間を過ごすことができませんでした。のちにその母親も、精神を病んでしまい、彼女は養子に出されることになります。

養子に出されても、何人もの里親を転々としました。また、彼女が16歳になると里親からこれ以上育てることはできないと告げられてしまいます。これを不憫に思った近所の人が彼女を知り合いの男性と結婚させることにし、これがマリリンにとっての1回目の結婚となります。

この幼少期、すごく辛いですよね。

幼少期には、両親や周りの大人から愛情を受けるべきです。この時期に一人ぼっちでいる時間があったり、また里親をたらい回しにされたりすることは、精神形成上よくありません。自分はこの世界に必要とされているのだろうか?という疑問が幼少期の彼女の心に思い浮かんでいたのではないでしょうか。

この愛されなかった幼少期により、彼女の承認欲求が強くなってしまったと考えられました。そして、その欲求を満たすために(愛されるために)、人並みならぬ努力を自分に課していったのだと考えられます。

自分を愛していないから

彼女はおそらく、自分を愛せなかったのではないかと思います。

どんなに周りから認められても愛されても、自分自身が自分を愛さなければ、その飢えが満たされることはありません。自分自身から与えなければならないものを、他人から求めても、心は渇く一方です。彼女は生涯を通してこの飢えと戦っていたのではないでしょうか。

マリリンではないノーマを愛している

Arthur HaluchaによるPixabayからの画像

マリリン・モンローはノーマ(本名)が演じた姿に違いないのでしょう。しかし、世間や周りはマリリン・モンローを愛しました。本当に愛されたいのは自分なのに、努力した結果であるマリリン・モンローしか相手にされません。

この理想と現実の乖離が彼女の心を苦しめたのではないでしょうか。あの時代に、マリリン・モンローではない、ノーマを愛していると心から伝えてくれる人がいればよかったのかもしれません。彼女は生涯3回の結婚をしていますが、3回とも離婚しています。また、多くのスキャンダルも報道されており、彼女は満たされない日々を過ごしていたのかもしれません。

マリリン・モンローの人生は華やかであるとともに、どこか寂しさを感じさせる人生だと感じました。

まとめ

番組を観て、マリリン・モンローに対するイメージがガラリと変わりました。一般人から見たらマリリン・モンローは、トップスターで、誰からも愛された女性でした。けれど、その心は飢えと渇きでいっぱいだったのかもしれません。

今回の放送から、自分自身の心を満たすことの大切さを学んだように思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です